
JOSÉ JAMES (1978: Revenge of the Dragon)
@BLUE NOTE TOKYO
José James (vo), Taali (vo), Takuya Kuroda (tp), BIGYUKI (synth,key), Parker McAllister (b), Jharis Yokley (ds)

José James (vo)
2008年のデビュー以来変幻自在なスタイルで観客を魅了し続けるホセ・ジェイムズが久しぶりにブルーノート東京のステージへ帰ってきました。シルクのような美しさはそのまま、良質なワインの如く毎年円熟味の増す歌声。今回は自身の生誕年である1978年を起点に、同時代のソウル・ミュージックへ現代的な解釈を施し、さらにオリエンタルな種子を樽の中に仕込んだ新作『1978: Revenge of the Dragon』を引っ提げての登場。先に公開されていたカンフー映画仕立てのMVにも出演のBIGYUKIと黒田卓也も揃う公演ということもあり、東京のファンにとってはいつにも増して熱を帯びたショーとなりました。公私のパートナーであるターリとの息合ったパフォーマンスは間違いなくこの夜のハイライトでしょう。 (取材協力:BLUE NOTE TOKYO)
https://www.bluenote.co.jp/

José James (vo)

Taali (vo)

Takuya Kuroda (tp)

BIGYUKI (synth,key)

José James (vo)

Jharis Yokley (ds)

Parker McAllister (b)

Taali (vo), José James (vo)
José James
ミネアポリス生まれ。14歳のときにラジオから流れてきたデューク・エリントンの「A列車で行こう」を聴き、ジャズにのめり込む。最も影響を受けたミュージシャンはジョン・コルトレーン。ニューヨークのニュースクール大学でジャズを専攻しながら、各国の様々なジャズ・コンテストに参加。コンテストでロンドンを訪れた際に、世界的クラブDJのジャイルス・ピーターソンと運命の出会いを果たす。ホセの声と音楽性に魅了されたジャイルスは「15年に1人の逸材」と断言し、自身が運営するブランズウッド・レコーディングスとの契約を即決。そして2008年、同レーベルからアルバム『ドリーマー』でデビュー。ヴォーカル・ジャズの歴史を塗り替えたとまで言われる美声は世界中で大絶賛されジャズ/クラブ・チャートを総なめにした。
2012年、名門ジャズ・レーベル、ブルーノートへ移籍し、アルバム『ノー・ビギニング・ノー・エンド』でメジャー・デビュー。日本でもジャズ・チャート1位を記録し、シングル「トラブル」も全国ラジオチャート洋楽1位(2013年1月度)を獲得した。決して1か所にとどまることない貪欲なアーティスト性で、続く2014年発表の『ホワイル・ユー・ワー・スリーピング』ではインディー・ロック・サウンドに大胆シフト。さらに、敬愛するビリー・ホリデイの生誕100周年に合わせて発表した2015年のスタンダード集『イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース~ビリー・ホリデイへのオマージュ』では、オーセンティックなジャズ・ヴォーカルを披露した。そして、2017年発表の『ラヴ・イン・ア・タイム・オブ・マッドネス』ではトラップ・ビートも導入したコンテンポラリーR&B、2018年発表の『リーン・オン・ミー』は伝説のR&Bシンガー・ソングライター、ビル・ウィザースへのトリビュートと、常にコンセプチュアルな作品で、時代に呼応した変幻自在なヴォーカルを表現し続けている。最新作は『1978:リベンジ・オブ・ザ・ドラゴン』。
https://www.josejamesmusic.com/
Set List
1. Saturday Night (Need You Now)
2. Rock with you / feat. Takuya Kuroda
3. I thought it was you / feat. Takuya Kuroda
4. Tokyo Daydream / feat. Talia
5. Inside and Out / feat. Talia
6. Come to my door / feat. Talia
7. Trouuble / feat. BIGYUKI
8. Park Bench People / feat. Takuya Kuroda